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初めてのお茶会・・・?
昨年、6月頃からほんの数回「お茶」の稽古に通い始めました。
続けるかどうかは、少々迷っているのですが。 ヨーロッパ旅行をするようになってから、日本の文化も知っていなきゃならないなって思ったのが始まりです。 通っているのは武家の茶道だった「石州流いけい派」。選んだわけではなく、通い始めてから知ったのですが。 私としては「裏」かな「表」かなと思っていたのですが・・・。 昨日の日曜日、稽古にいっている先生から「お茶会に行きましょう」とお誘いを受けて、世のお茶会がいかなるものか体験してみようと、出かけてきました。 平成二十二年 巧匠会(匠のダブルです!)『初冬の会』 なるお茶会へ。所は高田馬場にある茶道会館。 入口はこんな感じ コートを預けて参加したい茶席をめざします。 まずは石州流片桐宗猿派 堀之内宗丘宗匠の席です。 が、お茶会って大変なのね、パート1. 既に3回目の席にしか入れないとの事で30分は外で待ち、更に、待合で30分。 比較的暖かい日だったけれど、コートを脱いでセーターを着ないスーツで待つのはかなり寒い! ブーツの下に、持ってきたレッグウオーマーを履く。ブーツは失礼かと思ったけれど「ブーツを履いてきてよかった!」 カシミア混レッグウオーマー様々 部屋の中である待合もさむ~い。 やっと、一席め。 そこは私が想像する世界とはかけ離れた会話が飛び交っていた。 あまりにも俗世間的なお話ばかりでした。 しかも、お菓子は亀屋万年堂のあんこのお饅頭でした(がっかり) お運びさんも初心者のようで、迷いが多くて、微妙でした。 ハチャメチャなご老人(家元)のお話に正客は絶妙な会話をされて、私はその方にひたすら感心してしまいました。 道具についても上手に褒め上げながら受け答えなさいます。 お道具拝見です。私の稽古はそこまでいっておりません。 茶入 古瀬戸金華山 茶杓 志らたけ 蓋置 古印 こちらの席でへえ~って思ったのが蓋置です。 古い印鑑にする素材(石)を蓋置にしておりました。 本日初めての感心ごと。 次は鎮信流・宗家奥方のお席です。 ここも2回ほど席をまって入室できるそうです。 整理の男性たちが袴姿で見目麗しく姿よかったので気持ちは良かったです。 ですが、陽のささない日陰で40分待つのはきつい! ああ、ブーツでよかった。しかし、半そでワンピースとジャケット姿はかなり失敗だった後悔せずにはいられません。 手持ちのスカーフ2枚を上手に使って寒さをしのぎます。 待っている間に撮影。光が弱いので、あまり綺麗に撮れませんね。 雰囲気は伝わるかなあ。 紅葉は散らずに残りの紅に少し心和みました。 鎮信流の席は2列目の席でお茶をたてている様子はぜんぜん見えませんでした(がっくり) けれども、奥方が出てこられれて会話がとっても素敵でした。 お菓子も工夫されたお菓子で美味しかった。 道具も工夫されたものばかりで、可愛らしく、しかも、松平家に伝わる古い写しでない本物ばかりで、こんな機会は少なそう。だいたい、庶民のお茶会は写しといわれるお道具ばかりのようですよ。 すごいでしょ、本物の家紋入り 反対側から見ても金の家紋入り 茶杓が入っているの?漆塗りに金の蒔絵の文書箱かな? 殿様が遊んだ競馬の置物。お香も先日、BSで見たような本物があった! 掛け軸は寅猫よ。 私は不思議なものを見た! あるところには残っているのですよね。 私は初心者ということでカメラ撮影をしてしまいました! 私が撮影したらどのおば様も携帯で撮影をしていました。 最後の席は南坊流という席でした。 こちらは素朴だったけれど、とても良い席だった。 シンプルで素朴で。 お菓子を大きな飾りのない白木の盆に載せて出してくれた。 落雁の形だけれど生なの。 昨日作ったから、まだ、やわらかいのですよと亭主が言っていました。 ここは荷物を預けて入ったので、画像はありません。 正客をおば様たちが譲りあっていたら、若い男性が座ってくれて、お茶をいただいた後の会話も良い間合いで「へえ、やるなあ」と感心しました。 お茶はこちらが一番美味しく器も素朴だけれど好きな器が沢山出てきた。 最初の茶席がひどいものだったので、かなり悪い感じの「へえ」だったけれど、2席、3席とだんだん、よい感じの「へえ~」に変わっていった、初めての茶会でした。 いつか、こじんまりと心あたたまる茶会に出てみたいと思う私でした。 今の先生についてお茶を習うかは迷い中です
by salam2002
| 2010-12-12 20:43
| 稽古事
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