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横須賀美術館へ
まだまだ、行ったことのある美術館は少ないけれど、横須賀美術館は好きな美術館。
昨年、念願かなって行くことが出来ました。誕生日のお祝い家族旅行で行ったので、嬉しさ倍増でした。 仕事をしていた頃、チェコ仲間に今度行こうねと話していたのを、忘れずにいた同僚からのお誘いで、また、行ってきました。 今回は夏休みということもありテーマは「集まれ!おもしろ動物展」でした。ポスター↓ こうもりは三沢厚彦さんの作品 動物は、古代より絵画や彫刻でとりあげられてきた美術ではおなじみの題材です。 この展覧会では、「迫真の表現」、「見世物とサーカス」、「夢と楽園」、「どうぶつと芸術家」という動物が主役となった4つのテーマに沿って幕末・明治から現代までの作品をたどりながら、日本美術のなかで動物がどのように表現されてきたのかを探ります。―ポスターよりー エントランスホールに展示された動物たち 豹・ワニ・猫 美術館のスタッフの方に撮っていただきました。ワニと3人の美女 ホールからエントランスを振り返る ここ以外の展示は撮影×です。 私たちが行った日は、学芸員によるギャラリートークがあり、4つのテーマの代表的な作品について説明してくれました。 どれも、趣のある作品ばかりでしたが、第1章-「京都の日本画に見る迫真の表現」は日本画の迫力と美しさがきわだっていました。 また、第4章-「近現代の多彩な造形」は子供たち喜ぶこと間違いなし。 私もこのゾーンが一番好きでした。 現代作家の印象に残る作品ばかりでした。中でも木彫りの等身大の動物と想像上の動物たちの作品は、特に心惹かれました。 作家は三沢厚彦と土屋仁応に惹かれました。二人ともクスノキを彫っています。 近づくと洋服ダンスに使う「樟脳」のにおいがしました。 SHOPでお土産に買ったポストカードとファイルホルダー 土屋仁応さんの作品:麒麟・・・樟・彩色・水晶 特に好きだった作品。目には水晶がはめ込まれていて角度によって光るのが、また、神秘的。 三沢厚彦さんの作品がプリントされたファスナーホルダー。等身大?のシロクマ・・・これも木彫り、彩色です。シロクマが見ている方向が見るものの位置で微妙に変化します。大きいです。爪も精巧に出来ています。 後ろのデッサンも可愛いでしょ。 京浜急行「馬堀海岸駅」から、観音崎行きに乗り、横須賀美術館前でバス停を降りて美術館を望むと 建築としてこの美術館が大好き。内部は真っ白で船の中にいるようです。 丸窓から差し込む光がやわらかい。 天井がとっても高く安らぎがあります。 展示を見終わったら、屋上庭園をお散歩しましょう。 そして、付属の図書室にも立ち寄りましょう。美術の本がいっぱいです。 家の近くにあったらなあと今回も思いましたが、海に面した美術館だからいいのよねえ、きっと。 そして、もうひとつ、谷内六郎館もお忘れなく。 「週刊新潮」の表紙で懐かしい原画が沢山ありますよ。 雑誌の扉に書かれていたエッセイも全て添えられています。 併設されているレストランは遠く海を見ながらお料理をいただけます。 テラス席もあり。 素敵だし、美味しいですよ。 前菜です。メインやデザートは撮り忘れました! 横須賀水道というのでしょうか、船が途切れることなく行きかいます。 コンテナを沢山積んだ船。望遠で(10倍)で撮りました。 横須賀美術館はこちらから
by salam2002
| 2011-07-27 00:52
| 鑑賞
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